経営で重要なのは、「着眼大局・着手小局」の精神です。

「着眼大局・着手小局」は、どういうことかというと、わたくしなりに解釈しますと「物事を全体的に大きく捉えながらも、まずは一歩一歩、着実に手を付け実践していくこと」です。

たとえば、「将来メジャーリーガーになりたい」というのは着眼大局で、そのために「まずは今いるチームでレギュラーになって試合に出る」というのが着手小局になります。

これが言うのは簡単なのですが、こと経営となると、なかなか実践できない方は多いです。

 

たとえば、「経営コンサルタントとして成功したい」という人がいたとします。

毎日、経営の勉強をしたり、お客さんを獲得するためにブログを更新したり、facebookを更新したりします。

これは、一見、「着眼大局・着手小局」を実践しているように見えますが、違います。

わたくしから言わせてみると、「着眼大局で思考が止まってしまっている」のです。

なぜか?

「着手小局」の精神であれば、「経営コンサルタント」で成功するためには、「経営コンサルタント」の分野に着手してはなりません。

なぜか?

競合やライバルが多いからです。

違うのです。

市場を「細分化」し、「勝てる市場」から着手し、着実な勝利を収めることを狙うのです。

たとえば、「経営コンサルタントで成功したい」なら、今、どの市場が伸びているか?

どのサービスがお客さんに必要とされているか?

を考え、今なら、facebookやアメブロ辺りでしょうか、ここでまずは「ナンバーワン」を取り、天下を取る足がかりとするのです。

もっと具体的に言えば「facebookの集客コンサルタントでナンバーワン」でしょうか。

それから、周辺分野を開拓し、徐々に領土を広げていくイメージです。

周辺分野とは、たとえば、「facebookの集客ができたら、次はメルマガですね。では、メルマガ集客のコンサルティングもしましょう。」など。

 

ちなみにWEBだと、この「着眼対局・着手小局」が大変やりやすいのも特徴です。

たとえば、新しいドメインを取ってサーバーを契約すれば、まったく新しいWEBサイトを作ることができます。

先ほどの例でいえば、「facebook集客専門サイト」「メルマガ集客専門サイト」を作ることができます。

これは一昔前では考えられなかったことです。

新しい会社やお店を作ることは大変な労力とコストがかかりました。

けど、今は「着手小局」がいとも簡単にできてしまうのです。

このメリットを活かさない手はありません。

まずは「着手小局」にならって、小さな勝利を収め、一つずつWEBサイトを増やし、全体勝利、つまり「着眼大局」に近づいていくのです。

 

しかし、多くの経営者・起業家が、「着眼大局」の精神は持っているのですが、「着手小局」の精神を持っていなくて失敗します。

わたくしから言わせると、それは「傲慢」です。

いきなりあれもこれも手を出して全部勝てると思い込んでしまっているのです。

野球で言えば、ピッチャーもやって4番バッターでホームランも打ちまくり、盗塁もしまくるといったイメージでしょう。

また、「うちにはライバルがいない」

と言っている経営者ほど、足下を見ていません。

もろに競合多数のレッドオーシャンまっただ中という人はよくいます。

気づいていないのです。

 

「着眼大局・着手小局」の精神を持っている経営者の方は、領土拡大が非常に上手です。

まずは、小さなところから着実な勝利を収め、足がかりとし、そこから徐々に徐々に周辺分野を開拓し、会社を大きくさせていっています。

たとえば、三国志で有名な蜀の劉備玄徳も同様でした。

最初、劉備は地に足をつけていない流浪状態でした。

まさに天下を制する「着眼大局」は持っているもの、「着手小局」の精神を持っていない状態でした。

その間、魏の曹操、呉の孫権は着実に、着眼大局・着手小局の精神で、領土を広げていきました。

劉備は困っていました。自分だけ遅れをとっているのが目に見えていました。

そこで、劉備は「戦略」を構想するのにたけた軍師、諸葛亮孔明を迎え入れます。

そして、諸葛亮孔明はズバリ言うわけです。

あなたは着眼大局の精神はあるけど、着手小局の精神はなってないですよね。」みたいなことを劉備に忠告します。

劉備は頭をガツーンとカチ割られたような感覚を覚えます。

さらに続けて、「まずは、蜀という国を建国し、そこを足がかりに魏と呉に対抗するのです。」と進言します。

まさに「着眼大局・着手小局」の精神です。

蜀は堅固な立地で豊かな国であるにも関わらず、まだ弱かった。

さらに、今のところ、ライバルの魏と呉も狙っていなかったのです。

「蜀なら勝てる」と冷静に判断した諸葛亮孔明は劉備に進言したわけです。

「地に足をつける」とはまさにこのことですね。

 

それから、劉備は蜀を建国し、一時は、強大な魏と呉と互角に渡り合えたのです。

映画「レッドクリフ」でも100万の魏の兵に勝ったのも有名な話です。

 

ですから、「着眼外局・着手小局」の精神はとても大切なのです。

夢だけはでかいけど、足下を見てない経営者は本当に多いです。

もちろん、小局のままではいけません。必ず「大局」の視点を持ちつつ、「小局」で終わることのないようにしましょう。

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