わたくしは、クライアントが相談に来られた場合、商品ライフサイクルの位置によって、アドバイスを変えています。

商品ライフサイクルとは、誤解を恐れずに説明するなら「商品の一生」です。

商品が誕生し、普及し、やがて、消滅していく。そのサイクルを表します。

商品ライフサイクルには、導入期、成長期、成熟期、衰退期があります。

たとえば、2013年現在は、スマートフォンはまさに成長期まっただ中でしょう。

どんどん普及していっています。

逆に、ガラパゴスケータイと呼ばれる旧来の携帯電話は、成熟期から衰退期に入り、どんどん縮小していっています。

 

このように、どのような商品にも必ずライフサイクルがあります。

そして、大事なことは、商品ライフサイクルの位置によって、必要とされる要素が全く異なる点です。

簡単に説明しますと、導入期で必要なのは「製品力」です。

製品に磨きをかけ、創意工夫し、改良に改良を重ねていくことが大事な時期です。

そのためには、ユーザーと積極的に対話することが大切です。

 

次に、成長期(前期)で必要なのは「マーケティング力」「システム力」です。

導入期で製品に改良を加え、市場に受け入れられると、売れ始め、やがて成長期に入ります。

(成長期に入らずに消えていく商品も多いのですが、あえてここではその壁を突破したと仮定します。)

成長期に入ると、製品を作るスピードよりも、必要とするお客さんが増えてきます。

そこで必要なのは、「売って売って売りまくる」マーケティング力であり、業務を効率化する「システム力」も併せて必要になってきます。

成長期で売る力がない会社やお店は、どんどん競合にシェアを奪われてしまいます。

 

次に、成長期(後期)に必要なのは、「ブランド力」です。

マーケティングの効果もあり、市場にその商品の知名度が浸透すると、お客さんは「ブランド」でその商品購入を決め始めます。

その際、他の商品と「何が違うのか?」の明確な差別化が必要になってきます。

この差別化がしっかりできていないと、やがて迎える成熟期に商品が「コモディティ化」してしまい、格安競争に陥り、利益率が一気に低下します。

ですから、成長期後期で取り組むべきは、明確な差別化をし、ブランディングしていくことが課題となります。

 

次は、成熟期ですが、ここで必要なのは「サービス力」です。

商品力でもさほど差がつかない、マーケティング力でもさほど差がつかないとなると、最後に購買判断基準となるのが「サービス力」です。

「同じ商品を買うならサービスがいいとこにしよう」という心理です。

成熟期にサービス力がない会社やお店は、お客さんに選ばれなくなってしまうので注意が必要です。

 

最後は衰退期ですが、衰退期で重要なのは「判断力」です。

撤退するか?存続するか?の判断力が大事になってきます。

ちなみに、この時点でしっかりブランド化されている場合は、競合の撤退により、逆にシェアを伸ばすことも可能です。

ですから、しっかりとブランド化しておくことが大事なんですね。

もし、衰退期にも関わらず、他社製品と差別化もされておらずブランディングもできていないのであれば、堂々と「撤退」する勇気も重要になってきます。

 

このように、ライフサイクルによって、その時その時、考えることは全く異なってきます。

あなたがウェブで売ろうとしている商品(サービス)は、ライフサイクルのどの位置にあるのか?

それがわかったら、今取り組むべきことはなにか?しっかり考えていきましょう。

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