面白いニュースを見つけました。

『「プロ経営者」起用拡大』とのこと。

これを見てつくづく思う事は、「経営者」と「起業家」はまったく違う職業だということです。この違いがわからないと、起業して年商1億を突破するのは非常に困難になります。

わかりやすくいうと、起業家は、事業を起こすのが仕事です。言い方を変えれば、0から1を起こすことです。

経営者は、起こした事業をマネジメントすることが仕事です。言い方を変えれば、1を10にすることです。どちらの能力も重要で、どちらが偉いとかはありません。

 

ただ、これがわからないで起業し、ずっと起業家のままでいると、会社は成長しません。なぜなら、起業家に必要な資質は、「創造性」だからです。誤解を恐れずに言えば、「破壊と創造」ができる人です。既存を壊して、新規を創ること。これができるのが起業家です。確かに、起業時はこの資質は大きく活かされます。

 

しかし、ある程度、事業が回りだすと、今度は、この資質がアダとなります。なぜなら、せっかく、固まりつつあるビジネスなのに、起業家が破壊してしまうのです。このような起業家ステージから抜け出せない人をわたしは何人も見てきました。

いつもいつも新しいことをやっているのです。名刺ももらう度に変わります。facebookを見ても常に新しい事をやっています。ホームページもころころ変わるのです。確かに、端から見ると、エネルギッシュです。

 

ところが、内情はどうでしょうか。おそらく、「経営」レベルにはほど遠い状況だと思われます。起業家は、ある意味、二重人格である必要があります。創業時は、起業家の人格でいき、ある程度、固まってきたら、経営者の人格でいくのです。もし、この使い分けができない場合は、人にお願いするしかありません。そうすれば、起業家と経営者の能力の両輪が回り始めてうまくいくようになります。

 

ただ、やはり、起業家ステージから次のステージにいくには、「経営スキル」は学んでおくに越したことはありません。経営スキルがあれば、あらゆる事業に応用が利きます。商品が違っても儲けられます。汎用性もあるのです。

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