「傷」があるからこそ価値がある。

昨日、とあるマーケティングコンサルタントと契約をし、初セッションでした。

なぜ、そのマーケティングコンサルタントを選んだのか?

理由は、彼が、ある資格取得の試験で6回も落ちてからの合格だったからです。

え?聞き間違いでは?と思われるかもしれません。

いえ、間違いではありません。

6回も落ちたからこそ、他でもない彼を選んだのです。

逆をいえば、一発合格してたら、私は彼を選んでいないということです。

 

なぜ、「6回も落ちたこと」に価値があるのか?

6回も落ちたということは、いわゆる一発合格よりも「傷」がついています。

失敗経験をしているわけです。

だからこそ、価値があるのです。

だって、それだけの戦いを乗り越えてきた証拠でしょう?

諦めずに、困難を乗り越え、目的を成し遂げた証拠でしょう?

たとえば、戦争が良いかどうかは別として、戦地に行った兵士が、まったく傷つかずに帰ってくるより、あらゆる困難を乗り越えて、傷だらけになった兵士の方が魅力があると思いませんか?

先日も映画『オデッセイ』の話をしましたが、主人公はたくさん火星で失敗経験をして傷ついたんですね。だからこそ、価値があるのです。

ちなみに、主人公は帰国?帰星?した後、学生向けに講演をやるんですが、これがめっちゃ価値があって、みんな聞き入るわけです。

だって、火星でたくさん失敗経験をして、傷ついてますから。

独立起業だって同じです。

いきなり成功した人って魅力ないんですね。

それより、数々の失敗経験をした人の方が魅力があるわけですよ。

 

私の好きな漫画で『バガボンド』ってのがあって、作者は井上雄彦さんで、内容は宮本武蔵と佐々木小次郎を題材にしたものです。

で、何巻だったか忘れましたが、確か30巻前半あたりだったと思いますが、武蔵が強力なライバルと、お茶屋さんの前かなんかで決闘するんです。

その時、その強力なライバルが決闘を終えた後に、そのお茶屋さんの柱に刀で「傷」をつけるんですよ。

そして、「この傷は今後何十年、何百年と富を生むだろう」みたいな台詞を言うんですよ。

正確な台詞は忘れましたが、ニュアンスはこんな感じです。

だって、考えてみてください。

歴史に残るような人物たちが決闘をした証拠である「傷」が残ってるんですよ?

見物客とか今後来ると思いませんか?

「宮本武蔵が歴史的決闘をしたお茶屋さん」

ってなったら、すごい価値が出ると思いませんか?

もし、それを、リフォームとかされたら、逆に困ります(笑)。

その傷つけた人に請求書を送って、きれいな柱に直されたらもったいないですよね?

「傷」は直してもいいんですが、なくしちゃいけないんです。

そうではなく、傷を「価値」に変えるんです。

 

だからこそ、私は、この度、6回も資格取得に落ちたけど、諦めずに戦い、乗り越えたマーケティングコンサルタントと契約したんです。

相当な「理不尽」を乗り越えた証でもあります。

こういう人なら、きっとこの先、どんな困難でも諦めずに乗り越えていくだろうと思います。

ということで、「傷」や「失敗」は、逆に価値があると誇りに思うといいです。

最後まで諦めずに困難を乗り越えたり、目的を成し遂げれば、その「傷」は逆に魅力になります。

戦地で困難を乗り越えた兵士の傷ってのは、逆にかっこいいのです。

独立起業だって、いきなり成功した人より、たくさん失敗して傷ついた人の方が、魅力的です。

それではまた。

作野裕樹

執筆者:作野裕樹(さくのひろき)

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