利益の最大化ではなく器の最大化を図れ

よく、「利益の最大化」を優先し、ガタが来てしまう起業家がいる。

たとえば、「今年の売上を●億円にしたい」

「今月の契約を●●件取りたい」

「出版したい」

など。

 

しかし、これは、起業家2.0時代の発想であって、起業家3.0時代の発想ではない。

起業家3.0時代は「心」が重視される時代。

起業家3.0時代では、利益の最大化を図るのではなく、「心の器の最大化」を図ること。

心の器が最大化すれば、利益は自然とついてくる時代。

そんな時代に、利益の最大化を図ると、どこかに「無理」が生じてしまう可能性がある。

顧客に無理を生じさせたり、社員に無理を生じさせたり、社長であるあなたにも無理を生じさせるなど。

 

たとえば、「今年の売上を●億円にしたい!」と言っても、注文を裁くシステムが整っておらず、顧客に迷惑をかけるかもしれない。

社員の接客教育が整っていないのに注文を受け付けたら、クレームが多々発生するかもしれない。

起業家3.0時代のクレームの口コミの速さは、尋常ではない。

ソーシャルメディアを中心に、一気に飛散する。

 

最近のニュースで韓国の人気俳優チャン・グンソクのファンが「金づるですか?」といったファンの非難があった。

(参考記事:金ヅルですか?チャン・グンソクのファンミーティングに非難轟々

これなど、典型的な利益最大化優先による問題発生のケース。

心の器がついていってないから起こりえる問題なのだ。

そして、悪い口コミほど広まるのも速い。

 

また、社長の心の器も追いつかず、顧客の心が離れていく恐れもある。

「社長は変わった。昔は温かかったのに・・・」

と周囲に言われたりするのは、利益の最大化を求めたがために、「心の器」が追いつかなかった典型的なケース。

 

最近、「とにかく出版したい」と思う者も多い。

しかし、内容が充実してない段階での出版は、厳しいことを言うようだが、バカのアピールを加速させてしまうだけだ。

出版は、あなたの想いや考えを増幅して伝えるツールとして強力。

だからこそ、しっかりした内容を出さなければ、非常に危険なツールでもある。

 

これは出版に限らず、商売でも同じ。

評判があっという間に飛散するソーシャルメディア全盛時代では、まずは「心の器の最大化」が最重要なのだ。

心の器の最大化を図れば、利益も後からついてくる。

これが起業家3.0時代である。

作野裕樹

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2012年2月20日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:起業家3.0

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