大変興味深い記事を見つけました。
『「LINE未読200件」高校生がLINE離れしてインスタに向かう理由』
今まで若者のコミュニケーションツールの基礎だった「LINE」について、高校生がLINEから離れ始めていることを示唆する記事です。
理由としては、「広告」が多くなったことや、情報量が増えたことなどがあげられます。
至極当然のごとく、LINEは使えば使うほど、関係性は増えていきます。特にLINEの場合は気軽にアドレス交換ができる点、それは「雪だるま式」に増えていくことを最初から運命づけられています。
メールの場合は登録の際に「この人嫌だな」と思えば拒否する権利が暗黙の了解であります。しかし、LINEの場合は、「後で気軽にブロックできるのだから最初から登録拒否はまずい」といったメールと真逆の論理が働きます。
これが登録アドレス=コミュニケーション量の膨張を招く要因となっています。
結果として、「疲れた」「見るのもつらい」「放置」の流れになっていくわけです。
ここで、再度考えてほしいのが、ステップメールやメルマガを使った「メールマーケティング」への原点回帰です。メールは、LINEのようなブームの度に、廃れることなく根強く生き残っています。
例えば、Amazonや楽天などで買い物する時、LINE登録の有無を促したりはしません。必ず「メールアドレス」の取得を最優先しています。
なぜ、彼らはメールアドレス取得にこだわるのか?理由は、当然のごとく「効果的」だからにほかなりません。メールアドレスさえ取得できれば、後からお勧め商品などを提案することができます。
だからこそ、メールアドレスを取得した、メールマーケティングに余念がないのです。
情報が速く、移り変わりが激しい世の中だからこそ、「ベーシック」なツールを決して侮ってはいけません。