ステップメールやメルマガの到達率を上げたいなら、まずSPF設定をすることをお勧めします。
SPF設定とは何か?
あなたのメールが「なりすましではない」ことを証明するものです。
もう少し詳しく説明しましょう。
ステップメールやメルマガを配信する際、多くの企業がASPなどの配信スタンドと契約することになります。
その際、当然ながら、配信スタンド業者が契約しているサーバーからメールが配信されます。
すると、あなたの送るメールは、配信スタンド業者のサーバー経由で配信することになりますから、受け手のサーバーは「なりすましかも?」と誤解してしまうのです。
ケース1:直接お客さんにメールする場合
企業A→メール配信→自社契約メールサーバー→受け手
ケース2:メルマガやステップメールをASP配信スタンド経由で配信する
企業A→メルマガ配信→配信スタンド契約メールサーバー→受け手
「なりすましかもしれない」と判定される原因は、あなたが契約しているメールアドレスのメールサーバーと、配信スタンドの契約しているメールサーバーが紐づけられていないことから起きます。
なので、「なりすましではありません。本人です。」という設定をあらかじめしておかなければなりません。
これを「SPF設定」と言います。
やり方は、あなたが契約しているドメインやサーバーの会社によって異なりますが、概ね以下の通りです。
1、まず、自社のドメインがSPF設定されているかどうかを確認する。
こちらでSPF設定を確認してみましょう。
https://mxtoolbox.com/spf.aspx
以下が診断結果です。
SPF関連がすべてOKとなっていることを証明しています。
もし、SPF設定がされていなければ、設定をする必要があります。
2、SPF設定されていなければ、設定する。
SPF設定のやり方は、基本的にはほぼ同じなのですが、各サーバー会社ごとに微妙に異なります。
下記に代表的なサーバー会社での設定例をご紹介しておきます。
- さくらのレンタルサーバー+ スタードメイン
- XREA+Value-domain
- ロリポップ+ムームードメイン
- エックスサーバー
- ファイアバード+スタードメイン
- SPFレコード設定例(お名前.com+GMO・SD共用サーバー)
どうしてもわからない場合、上記にないサーバー会社の場合は、サーバー会社に問い合わせてみましょう。
以上が、SPF設定についての解説になります。
せっかく作ったステップメールやメールマガジン、しっかり届けたいですよね。
到達率を上げるためにもSPF設定は必ず行うようにしましょう。