ステップメールやメルマガをやるとなると「読者数」に必要以上にこだわってしまう方がいます。例えば、読者数が１万人はいないと話にならないとか、読者数を多く見せるためにリストを外部から購入したりなど。ですが、これからメールマガジンなどをはじめる際は、必ずしも読者数にはこだわらなくてもよいです。
なぜ、読者数にこだわらなくてもよいのでしょうか？メルマガやステップメールで大事なのは、「コア」なお客さんと「密」な関係を築いていくことだからです。もしここで、読者数をむやみに増やすために、本来、お客さんになるべきでない人まで囲ってしまったらどうなるでしょうか？クレームになったり、読まれなくなったりしてしまいます。「大衆向け」の内容になってしまい、本来お客さんに届けるべき内容が歪められてしまう可能性もあります。
そうではなく、読者数は少なくてもいいのです。本来、読んでくれるべき少数の人にだけメルマガやステップメールが届けば、役割を果たしたことになります。
ここまで言っても読者数にこだわってしまう人は、数字でシミュレーションをしてみるとよいかもしれません。例えば、読者数１万人で１万円の商品の購入率が1%だった場合は、100人×１万円で100万円の売上になります。では、読者数100人とが少ないけど、熱烈なファンがいて、購入率が20%で、高額な10万円の商品でも買っていくとしたらどうでしょうか。20人が10万円ですから200万円の売上になります。たった100人のメルマガでも、熱烈なファンがいて、高額な商品を買ってもらえるぐらい信頼関係が築けていたら、十分に商売が成り立つのです。
現在、日本の人口は減少傾向です。となると、読者数を増やすというのは時代の波に逆行しているとも考えられます。人口減少時代には「コアなファンを増やしていく」発想の方が、商売はうまくいきます。読者数には決してこだわらないようにしましょう。
